こんにちは。
こんばんは。
私は執事と呼ばれているものです。
朝目覚めると私は、知らない場所へ来ていました。
どうやってここに来たのか。
何も思い出せません。
ただ覚えているのはお嬢様から渡された。
この背中に背負っているベアの事のみ。
周りには、変な格好をした人や獣臭い鎧に身をつけている人達が大勢います。
どうやら私は変な世界へ迷いこんだようです。
あぁ。お嬢様……。
私はどうしたらいいのでしょう。
今、私に出来ることはお嬢様が大切にしていたこのベアを守る事だけです。
異世界に迷い込んだ執事からの手紙